日表造形社結社宣言
結社宣言と題すると、なんだか仰々しい気持ちになるのだが、何か新しいことの始まりには気持ちの転換というものが必要となってくるだろう。
なので、ゆるく結社宣言をしておくことにした。
日表造形社(ひなたぞうけいしゃ)は主に、文芸作品を取り扱う結社として2015.4.12を以って結社することとした。
この結社の中の人は私こと小柳日向一人であるが、金魚を飼っているし、うさぎを飼っているし、これから猫も飼いたいと希望しているし、ぬいぐるみが三つくらい部屋に置いてあるくらい、賑やかな社風となっている。現在うさぎとは別居中であるが、会いに行ける距離である。
結社宣言と題したからには、社名の説明が重要になってくることと思われる。
あまり大した由来ではないのだが、日向と書くとなんだか自分の筆名であるので恥ずかしいし、梶井基次郎さんが文字るところによる当て字をあてがったのだが、ひなたにも意味はある。
程よく照らし、程よく日陰を作る、そんな休日のような本作りがしたいのである。
また、造形社と銘打ったのにも意味があるのだが、私自身が絵画を描く人間であるので、文学も造形芸術の一つであるという見方をしてしまうのである。
そうして、この結社では装丁の依頼なども承ることにしていこうかと思っているので、すこし文学結社というよりもマルチなジャンルに足を踏む入れていくことになるだろう。
皆様に面白い作品を届けられるように社員一同がんばってまいりますので、どうかよろしくお願い致します。